ベトナム・ハノイ旅日記 on 2008.10

Valid CSS! Valid XHTML 1.1! 木谷 公哉(KITANI Kimiya)

写真集
  1. ベトナム到着
  2. ハロン湾1日目
  3. ハロン湾2日目
  4. ハノイ市散策
  5. 遠隔会議システム実験
ベトナムの道路状況(動画:自転車の人に注目・・途中から道路の渡り方が分かります)
2008.10.4(ベトナムへ)

タイ・バンコクからベトナム入りしたわけですが、大幅な遅れで20:38に入国できました。

レート: 1ドン = 155.29円
で、以前の出張時のお金が少しあったので、4000円をExchange(615,000ドン)しました。そこから同行した研究員とともに予約していた送迎バスでホテルへ。GPSロガーを見ていると、空港からホテルまでは、20.66kmでした。ホテルは「Classic 1」(ルオンゴッククイン通りとディンリエット通の交差点を少し南に入ったところ、ホアンキエム湖の北側ですね)。しかし到着してみると一人分部屋がとれてないじゃないですか。予約の紙を見せて、やり取りした結果、部屋はまだ余分にあいていたので事なきを得ました。今回は安いところを探したんですが、こういうことになるリスクを考えといたほうがいいでしょうね。そしてパスポートを預けます(ベトナムでは基本的に預けないといけない)。

そして同行の研究員に、今回は土日を挟むので、その間世界遺産を見に行こう(ハロン湾)ということで1泊のときに荷物と部屋確保について交渉していただけた。結局、明日一旦チェックアウトし、荷物を預けてその翌日チェックインすることになった。

さて早速ネットの速度調査だ。

gooのスピードテストをやってみると0.11Mbps
まぁあるだけましか。結構外の音が五月蠅いですねぇ。

機内食 宿泊ホテル ホテル室内
2008.10.5(ハロン湾へ)
ホテルのネットは、光ファイバーが使われていたが、日本との通信は極めて遅い(0.11Mbps程度)だった。WiFiも食堂においてあったが、後日使おうとしたら壊れていて使えなかった。ホテルにいってもすぐに直らないんですよね−。原因はルータだというところまでは突き止めて、再起動したら直りそうでしたが、まぁしてくれませんよね。
時刻内容
06:30起床
06:30-07:48 シャワーを浴びて、出かける準備をして朝食を食べました。そしてチェックアウト。ツアーは63ドルで、16ドルのタクシーサービスもつけてもらいました(帰りのタクシー)。ミネラルウォータを近くで2本購入(1ドル)。
08:31 出発。マイクロバスに乗る。休憩は2箇所で、GPSロガー(m-241)でなかなかGPS情報を取得できなかった。約3時間半で110kmだった。なお、船着き場でパスポートチェックがありました。
途中にあった橋は、1988年にエッフェルタワーを作った人が作ったんだよーなんて説明があったり、バスガイドさんの名前「アーイン」は「寂しい」という意味があるとか、後は自己紹介もありましたね。私こういうのは苦手なんですが、これでインドネシア、フランス、イタリア、そして日本という国籍の人たちの集まりだったことは分かりました。そしてほとんどがカップルでしたねぇ。
08:46 バウチャーチェック。ツアー参加者かどうかのチェックですね。全部で13名の参加者となりました。このときは少し雨が降っていましたが、「ついたら晴れてますよ」ってガイドさんがいってました。
10:05-10:25 職業訓練所 休憩場所。ここは職業訓練所があり、そこの生徒が作った品がおいてありました。どうもかなり高いんですが、これはチャリティ料を含むみたいですね。
11:25 海が見えてきました。「船に乗るので、荷物は持って出てね」というガイドさんからの注意があり。
11:42-12:42 到着。GPSロガー的には122kmだった。船着き場では、[span class="strong"]パスポートを渡す[/span]ことになります。船の中は、水洗トイレとシャワー、そしてベッドに扇風機がありました。この間、自由時間であまりすることがありません。13:50に昼食だということでした。
12:42-13:10 船の屋上 船の屋上で、少し日光浴をするも、日差しが強いので帽子を取りに戻ったりしていました。そして昼食が少し早まりました。
13:10-13:40 スペイン人のカップルと同席になりました。あまり歓談などしない性格で、もっぱら同行の研究員が歓談しているのを横で聞いているぐらい。それによると、12月に初めて日本に行くらしい、東京と京都は行きたいなぁとか、新幹線というものがあることをしって、いろいろ聞いてたようです。
13:40 ボートにより替え、島に行くことに。これはダウゴー島にあるティエンクン洞に行きました。25mほどを登って、見晴台、鍾乳洞、そこを出て見晴台で絵日記を購入(1500ドン)、さらに鍾乳洞(ここは日本語での落書きとかありました)、そして出口。なかなか幻想的でよかったです。
鍾乳洞へ 鍾乳洞
15:31 生け簀 船がゆっくり動きだし、同行者は、インドネシア人(ジョグジャカルタ出身)とインドネシア語で会話(同行者はマレー語が出来るので)していて、私がいくと同行者が冗談で「私のことを何歳に見える」と尋ねたらしく、「25歳」ぐらいだと思っていたそうな。このとき私は30歳を越えてましたが、それにびっくりされていたようです。
それから、水上の生け簀をみにいきました。いろいろな魚がいて購入も出来ます。
17:11 船でお菓子を売りに来る女性達 19時の夕食までまだまだ時間があるので、一旦船内(部屋)へ。船によってくるバイヤー(女性のみしかいないねぇ)がいるので、なんか買ってみようと思って聞くと、ポテトチップスが100,000ドン(1円=155ドンぐらい、つまり、645円もするってこと!)とのこと。観光客だからって、高い値段設定しているなぁと思いつつ、値切ってみたら60,000ドン(387円ぐらい)になった。クッキーをつけて、100,000ドン(本来は120,000ドン)といってきたので、段々脳内間隔が麻痺してきた(計算がややこしい)ので、これでOKしてかってしまう。後から考えたら高い買い物だ。まぁ目的は、こういうことを体験したかったからだからいいのだが・・・。
17:50 雨が降ってきたので中に入る。日の入りとなり、船にライトがともる。窓をあけてベッドに横になると、結構すずしい。もっとも湿気はかなりあるが。
19:00 夕食。オーストラリアの女性2名、年配の夫婦(オレゴン州出身)と同席。女性二名は他の男性につきまとわれて逃げてきたとのこと。英語がメインでの会話になったが、これまた余りそういった場でしゃべることも少ない私は、聞き手に回っていた。ところでベトナムコーヒーは濃くて、おいしかったですね。
21:38 - 23:00 同行者と部屋で歓談。海は穏やかで良い感じでした。シャワーは水しか出ず、結構大変でした。まぁそんなこんなで疲れが出たんでしょうか。23時ぐらいに就寝したと思います。そういえば夜中にハロン湾で泳いでいた人もいましたねー。
2008.10.06(ハロン湾2日目)
6:30頃目が覚めました。同行者はダニが居て大変だったらしいですが、私は大丈夫でした。朝食は07:30頃で、卵焼きとパンでした。8:00から1時間ぐらいカヤックの乗りました。同行者がもっていた速度計では、最大9km/hが出てましたね。犬の形の奇岩(犬島)やその他ハロン湾の風景を楽しみました。
それからシャワーを浴びて、部屋を整頓、荷物を甲板に置き、船の屋上で雑談しました。ちょうど東京から出てきた日本人の方がおられ、部屋がとれてなくて昨日は違う船にのっていたとのこと。いろいろ手違いがあるんですねぇ。3年前の学生のころにきたことがあるが、それから大きく変わっているといわれた。 ここにはベトナムに友人がいるということで、今回も来てみたということでした。
これは後日談になりますが、同行した研究員は婚約者(現時点では結婚されている)とハロン湾にくる約束をしていたとのこと。それが仕事の合間の観光とはいえ反故にされてご立腹だったとのこと・・・。
ハロン湾の朝 朝食 帆船 ボートで散策 水上の家 ひしめく観光船
時刻内容
10:15-10:40 海の家へよって、そこでボートにのりました。一人50000ドン。これは是非乗ってみて下さい。かなり景色が良かったです。
11:20 港に戻る。船がひしめき合っていて、ぶつかってこじ開けてとまるってかんじですね。そして他の船へと移動しながら岸に上がる感じで、年配の方は結構大変で皆手伝っていました(スーツケースを持って船を行き来せねばならないですからね)。それから昼食を食べるべく、そのままレストランまで結構な距離を歩きました。
12:38-16:05 バスで帰路に。14時20分ぐらいにトイレ休憩(トイレは2000ドン)。無事ホテルにつき、チェックイン。
16:24-17:53 ホテルの部屋で情報整理やSkypeで家族と歓談しました。結構長いことしゃべってたら遅くなってきたので夕食へ
17:53-19:23 、「ヴェローナ」に行こうと決めていましたが、見つからず。結局、ナムハイホテル(マーヤイ通り)の南側にあるビアホール(BIGMAN BEER)でシーフードスパゲティとチキンサンドイッチナビアを食べました。店内には私以外だれも居らず、奥にぽつんとすわった感じでした。122,000ドンだった。そしてホテルに戻る。
20:27-24:00 GPSログの整理や情報整理をする。23時を越えると車のクラクションの音もなくなった。それまでクラクションは挨拶代わりとそこかしこでなる。とりあえずクラクションを多用しないと危なくて運転できない事情があるのです。そして0時ごろに寝る
2008.10.07(ハノイ市を散策)

合流する先生について、日程的に明日ということになった。そのため本日は初めて訪れるハノイ市内の地理的な面を知るべく散策した。
6:50に起床し、朝食を食べていると同行者にあう。 朝食 部屋に戻ると、風邪か喉の調子が悪く、熱っぽいし、たんもでている。ということでもってきた薬を飲んだ。それからPCで仕事をしつつ、9時ごろにホテルを出発。大体、早朝と夜に仕事を纏めてしている感じだ。

9:32にハンザ市場でマスク(5000ドン)を同行者が購入し、 そこから別行動。なお小型バッグがここでは8ドルぐらいから売っていた。
ハンザ市場の外側 ハンザ市場の内にて ハンザ市場内
それから、ハンザ市場近くの「クリスタル」でネックレスをお土産にかった。ここには日本人アルバイトの人がいて、いろいろ話を聞けた。が、接客は慣れて居られないのかいまいちだった・・。ちなみに50000ドンがきれていて、高額紙幣が使えない・・・。いやまぁ196,000ドンの買い物したんだけど、結構高額なものうっているので、それはないでしょう・・みたいな。だからドルをもっておくか、細かいドンを持っておくかのいずれかが必要でしょうねぇ。ちなみに両方を混ぜて使うことも可能です。

それから、ナグ(Nagu)で小物(きんちゃく)を購入。これは二つで6ドル。日本語で丁寧に説明がある店だった。

10:53ごろにホアンキエム湖の南西付近(ほとんど南端)のベンチで休憩。結構広い湖で、周りには木々がしげっており、格好の避暑地になっている。ベンチで休憩していると、日本語で「こんにちは」と話しかけられた。これは手を振って「要らない」ジェスチャーで追い払う。それから台湾出身のビジネスマンがしゃべりかけてきたので、少し話す。ホーチミンには何度もいっていて、ハノイには1,2ヶ月仕事で来ているとのこと。仕事ばかりで観光はしておらず、湖近くの小さな会社にいるとのこと。
ホアンキエム湖散策 ホアンキエム湖散策 ホアンキエム湖散策 ホアンキエム湖散策 ホアンキエム湖散策 ホアンキエム湖散策

12時ごろ戻ると、部屋の電気がつかないってことでフロントにいうと、そこにある全客室のマスター電源スイッチがOFFになっていたとのこと。どうやら清掃したらOFFにされる仕組みだそうだ。12時に戻るとは思わなかったんでしょうね。昼食は同行者と連絡をとって一緒にたべることになった。ホテルの南側にある「ホーンアース」というところで食べました。spring roll with meat(ライス付き)とビールを頼み(52,000ドン)、歓談した。市内の各建物は非常に狭い。これは税金対策とのこと。つまり家の幅で税金の額が決まるらしい。だから、縦や奥行きはあるが、横幅は狭いということだ。

13:30前にホテルに戻って仮眠する。それから同行者より夕食の誘いがあったので、調べていた店「タラ」(ホアンキエム湖の西、チャングエンハン通りを西に入ったところ)で夕食。相変わらず道路を渡るのは難しいですね。ビッフェ(バイキング)になっていて、いろいろなものが揃っていて良い店だった。二人で30ドルだった。

ホテルに帰って、仕事等をしながら翌日1時に就寝

2008.10.08(仕事-ベトナム国家大学へ)

6:49に起床。PCでpingやtraceroute等、ネットワーク経路および応答時間測定情報を取得。朝食後も続きを行った。それからFirstエーデンホテルへ向かう(合流場所)が、タクシーの運転手が間違えて、ガーナシーホテルにいってしまった。結局、地球の歩き方をみせながらすすむと、ギャラクシーホテルについた。「ここしかしらん」といったのだが、後ろをみるとFirstエデンホテルが。ちょっと名前が違ったのね・・・。ってことに。

気を取り直して合流した先生方とともに、ベトナム国家大学・ハノイ校に向かう。10時頃に到着し、遠隔講義設備の見学と遠隔講義に関するやり取りを行った。日本とベトナムでは前期と後期が完全に違うのでその点がネックになりましたね。それから日本との接続実験を行った。技術者はベトナムに来てしまっているので、日本側は遠隔会議・講義の技術者は無人だが、ITスタッフに国際電話をして呼び出して適当な会話をしてもらった。Polycomで1920kbosで0.5〜1秒のタイムラグだった。
1920kbpsでの実験(日本からみたベトナム側) 1920kbpsでの実験(ベトナムからみた日本側)
これを見ると分かるように、タイムラグはあるが、かなり鮮明が画像がを見ることが出来ることがわかる。特に右図の写真内にある右側のモニタは、ベトナムからみた日本側の画像だが、かなり高繊細にうつっているのが見て取れるでしょう。
256kbpsで実験。日本→ベトナム国家大学では音飛びがするが、その逆は問題ないとのこと。うむ。384kbpsでの写真切り替えやビデオチェックなどを行った。さらに10日に本番をすることに(後日談だが、準備もほぼ無い状態(帰国が9日なので)でやったのでかなり冒険的だったが、実証実験でうまくいったことや技術担当者とのやり取りもでき、日本側も遠隔会議・講義専門員+私の2名体制に出来たので、乗り切ることができた。まぁここらへんは相手も含めて技術担当者間での交渉が終わっていないとできないですからね。大体、現地にいってからこういったことが決まるので、臨機応変な対応が必要なんですよね。

午前中に実証実験と調査を終え、ホテルに。昼からは空港に向かうまでの間、革命博物館前までへタクシーでいき(Firstエーデンホテルから25000ドン)、昼食は「オペラ」でフエの料理(肉が混ざっているライスとトウモロコシスープ、チキンのグリル)を食べました。 量的にも結構あっておいしかったですね。二人で46.15ドルでした。それから革命博物館(10000ドン)に入って、ベトナム歴史を閲覧。結局終了する16時すぎまで居て、タクシーでホテルへ(15800ドン、ドルしなかったので3ドル払った)。
夕食「オペラ」 生春巻 チキングリル ユニークなアイスクリーム 革命博物館

ホテルの食堂で休憩し、(コーヒーが10000ドンで1ドル払った)そこで無線LANを使おうにも、使えず。調べてみるとDNSサーバが応答しないことが分かった。たぶん無線ルータがおかしくなっているんでしょう。他の客も文句をいっていたが、修理業者がこないと直らない(ルータさえ電源再起動してくれたら直りそうだが)ので、諦めた。17:25にタクシーで空港へ(16ドル)。運転手はドコモの携帯を使っていたが、よくないとのこと。

19:13にチェックインするも結構混んでました。私のチケットはTAX込みなので、結構速かった。19:30に軽く食事(水とスパゲティで5ドル)。ここで無線LANが使えたが、あまり時間がなかったのでゲート前へ。そのちかくで貝殻で作られた船模型を購入した(7ドル)。これは持ち運びが大変だったんですが、家に飾ってます。

30分遅れで出発し、22:35にバンコク国際空港に到着。ながーい通路を移動して、途中お土産のクッキーを購入して、ゲートへ。23:44搭乗。大体この時間はすいていて、横の席があいているから楽だ。

2008.10.09(帰国)
9:38時点で休憩場所を出発し、9:51にMLの乗り換えをして、10:36に到着。まぁ大体、3時間はかかりますね。それから庭の水やりやら、洗濯やらして・・・。
帰る途中、京都府左官技能専修学院なる建物を見た。これ結構印象に残りました。 左官技能専修学院!?

2010.06.14 最終執筆