盲導犬育成のための
睦会アフタヌーンチャリティコンサート2006

Valid CSS! Valid XHTML 1.1! 木谷 公哉(KITANI Kimiya)

はじめに
2006年12月23日、チャリティコンサートを、今年もやることになりました。今年はなんと奏者の方々に担当パートを自身で作ってそれを合成することにしました。とはいえ皆パソコンはあっても触ったことがほとんどない方々ばかり。そこで今回はOpenOfficeを簡易マニュアルとともに配布して、その中のImpress(パワーポイント互換のソフト)を使ってもらうことにしました。一度妻が講習をして、後は奏者の一人が合成を行うとりまとめ役となり、作業が進みました。それがなんと11月末のことです。大抵は旦那さんに協力してもらって作ったというケースが多いようです。夫婦そろって共同作業することができたと喜んでおられました。また自分が手伝った物がどういう風に出てくるのか見てみたいということで、奏者の旦那さんもコンサートにこられるケースがあるようです。そういう波及効果もあるんですね。私自身は今回、接続に関することと、後はトラブルやプロジェクタの画面消しやつける操作を行う黒子的存在でした。それから写真とビデオ設置ですね。ビデオ撮影は別の方にやってもらいました。今年も昨年同様468名収容可能な京都教育文化センター大ホールで開催されました。結構後ろのほうまで人がきてましたね。
なお、入場料は当初から無料であり,募金,グッズ販売で得た収益を関西盲導犬協会に寄付し,盲導犬育成の支援を行うという目的です。募金,グッズ販売には関西盲導犬協会のスタッフの方々もボランティアで参加されていました。
Webに掲載されたお知らせおよび記事リスト
映像投影の技術説明と感想
Canon XL-7375が会場の貸し出しプロジェクタです。その設定がデジタルになっていたため、PC画面が表示されないトラブルがありました。それから、今回は舞台袖でPCを使うために、プロジェクタから15mのディスプレイケーブルを使わなくてはなりませんでした。これは会場で借りられたのですが、当日いってみると、なんと午前中、別の部屋で急に使いたいという方がおられて使われていて、午前中のリハーサルで使うことが出来ませんでした。やっぱり貸し出しOKといわれても自前で用意していかないと駄目ですね。
今回は曲の途中になんども絵を差し替えるというタイミングが難しいことをするので、睦会代表の先生が操作をされることになりました。その先生は今年の夏頃に、当時まだ紹介制だったGoogleメールを使ってメールを始めたばかりでした。Wordなども触ったことがないという感じで、かつたしか10月ぐらいにOpenOfficeをいれたぐらいだったのですが、作ったりできるんですよね。
リハーサルは、当日2時間程度しかありません。コンピュータ関係は1回ぐらいしかやってません。何度も同じメンバーでやってますが、毎回何か新しい試みをしています。そう、利用するコンピュータ技術を進化させているともいえます。にも関わらず、皆結構柔軟に対応されてますね。人間やってみればできるものなのですね。今回はストップウォッチなどなくても奏者の方が自身の耳で聞いたり、楽譜をみて切り替えられるのでその点は問題ありませんでした。ちょっとフライング操作があって、戻したりしていましたが。
当日の風景
入り口 パソコンセット 舞台袖 曲を演奏しながら背景に画像を流します PR犬ラビーちゃん ラビーちゃんと私 結構きてくださっています。 ラビーちゃんと盲導犬
過去のチャリティコンサート
終了後の感想
コンピュータ関連について、今回は奏者の方々の頑張りがすごいと思いました。とくに取りまとめ役の方は、連日午前3時ぐらいまでかかって作業されていたようで、本当にご苦労さまでした。今年もオープンソースソフトウェアを取り入れたり、舞台袖で奏者の方だけで操作してもらったり、舞台袖からプロジェクタの画面を消したり、出したりなど、そのやり方は進化しています。来年度はどんな進化が待っているのでしょうか。私自身も楽しみにしています。