CLIE PEG-NZ90 for MacOS X


   
趣旨およびデータ移行
 Bluetoothが利用可能で、MacOSXでも利用したいという目的と、デジカメ機能がついているということで、購入してみました。触ってみた感触はとりあえず重い!ってことです。とはいえ、キーボードがついているのがナイスですね。PEG-500C/DがPalmとの最初の出会いですが、それから比べると画質が非常に向上して見やすくなった感がします。ただ内蔵メモリーが12MBと少ないのが少し不満ですね。画像や辞書の大半はメモリスティックに保存したり、そこから読み出したりできますが、ソフト本体は本体メモリに入れないといけないですからねぇ。買ってすぐいろいろソフト入れていたら、あっという間に満杯になってしまいました。まだ試してませんが無線LANに接続可能ということもよいと思っています。TVリモコン機能とか面白いですね。便利なんだかわからない機能ですけれども
 
  1. 初期バージョンアップ
     とりあえずメモリスティックPro 1GBに対応させるため、ライブラリのアップデートをSONY CLIEサポートページからダウンロードする。この1GBは購入予定なのだ。。。下記にあげた私が購入したソフトウェアのうち、「PowerRUN」によるアプリケーションをメモリスティックに置くだけでなく、iTunesからのMP3データを保存すると128MBのメモリスティックすら足りなくなっているからだ。。。
  2. PEG-500C/Dからのデータ移行
     Sony CLIEのサポートぺージには「必ずHotSycn IDを異なるものにしてください」とのこと。このおかげでシェアウェア購入したもの全部登録し直しとなりました。HotSyncIDとレジストキーって一対のものなんですよね。。。
  3. MacOS 10.2.5 + Missing Sync 3.0.5(\3,980) + Palm Desktop 4.0 for Mac
     USBクレードルによるHotSync成功。iSync1.0 + iSync PalmコンポジットによってiCalと予定表を同期できるのがよい!
  4. MacOS 10.2.6 + Missing Sync 3.0.6(Update) + Palm Desktop 4.0 for Mac
     待望のBluetoothによるHotSync成功。 iSync1.1 + iSync Palmコンポジット1.1によってSafariとのブックマーク同期が可能に!! 英語サイトではPalm Desktop 4.1 for Macがでているね。とりあえずPalm Desktop自体はそんなに重要ではない。。。HotSyncできればよいんで。使うのがiCal, アドレスブックにiTunesあたりだしねぇ。後で気づいたことだが、USBクレードル監視機能がUSBポート1を占拠しているようで、BluetoothをUSBポート2に接続する必要性があった。まぁ最近のMacintoshはUSBデュアルだしいいかな。。
  5. MacOS 10.3.8 + Missing Sync 3.0.9(Update) + Palm Desktop 4.0 for Mac
    最近アドレス帳が同期できないと思っていたら、MacOS 10.3.5以降は、 3.0.9という最新版を使えと言うことだった。早速バージョンアップする。なお、Palm Desktopのインストール時に「ディスクアクセスエラー」とかでた場合には、/Library/Application Supports/Palm HotSync/ のアクセス権限がないことがほとんど。
  6. iSyncとMissingSyncの役割
    BluetoothデバイスをセカンドUSBに接続する必要あり
    iSync+iSyncコンポジットMissingSync
    USBクレードル×
    Bluetooth
    同期iCal, アドレス帳, Palm Desktop 4iTunes2.0.4以上(CLIE AudioPlayerのオプションメニューから曲転送を選択), iPhoto1.1.1以上, MS Import(CLIEから選択するとMac側に外部ディスクとしてメモリステックが表示される)

  7. メモリスティックProへのデータ移行
     メモリスティックPro(1GB)への移行でもっとも問題となるのが、メモリスティックProを読み込むデバイスがあまりないということ。とりあえずライブラリをアップデートすることでCLIE君では認識できた。よって、
    1. MissingSync+USBクレードル接続+MS IMPORT機能を利用してMacOSX側にメモリスティックをマウント。
    2. MacOSX側にふつうにコピーする(ちゃんとファイル属性はそのままでコピーされる)
    3. メモリスティックProをCLIEに差す。
    4. CLIE Filesを利用して、従来利用していたメモリスティックのボリュームラベルと同名称でフォーマット(大文字小文字もちゃんと区別)。
    5. MS ImportにてMacOSX側にマウント
    6. メモリスティックPro内にできたPALMフォルダを削除
    7. MEMSTICK.IND以外をメモリスティックProにコピー
    これですべての設定を維持したままメモリスティックProに変更できた。いままでMP3データをあまりおけなかったが、これで大分保存することができるね。

ソフトウェア導入
名称 役割 必要ソフトウェア 種別
Databk5 予定表置き換えアプリ(週間予定やTo Doとの連携が可能) 英語版本体($30) , 日本語ローカライザデータ , PowerLOCALIZER(PalmOS 5をサポートしたローカライザ利用ソフト) Shareware
まず英語版本体を入れます。その後PowerLOCALIZERをインストール、日本語ローカライザデータをインストールし、PowerLOCALIZERのメニューから「ローカライザーの変換」を選択し、利用したいローカライザデータを選択します。これで有効になります。後はDatebk5を起動すればめでたく日本語表示になっているはずです。
もしPalmの機種変更などでHotSync IDを変更せざるを得なくなれば、再登録が必要。その場合にはソフトに書かれているメールアドレスに登録内容変更依頼を出すわけですが、いかんせん英語しか通じないので、「ここ」でも見てもらえばよいかと。。。
2003.04.30
PowerRUN 1.2 外部メモリに置いたアプリケーションの起動が可能になるユーティリティ 日本語本体(\1,800) Shareware
利用方法は非常に簡単。まず内部メモリにアプリケーションをインストール後、PowerRUNを起動して、外部メモリに移動したいアプリケーションを選ぶだけ。そうすることで、内部メモリにはショートカットができるという寸法。HotSyncではショートカットがバックアップできないが、PowerRUN自体にショートカット再構築機能があるので問題なし。HotSyncによるバックアップよりもCLIEについているバックアップ機能の方が強力である(経験済み) 2003.06.04

Maker: 木谷 公哉(KITANI Kimiya) kitani@bakkers.gr.jp
ホームへ