DELL PC 再インストールメモ

Valid CSS! Valid XHTML 1.1! 木谷 公哉(KITANI Kimiya)

はじめに
「Unknown Hard Error」悪魔のブルースクリーンエラーが発生しました。結局原因は、標準IDEコントローラに成り代わるATA100ドライバをDELLサポートサイトからダウンロードして導入したことであり、これはDELL出荷時のハードディスクと異なるハードディスク構成にしていたことに起因するものだと思われます(出荷時は動作していたので)。いずれにしても、どうしようもないエラーなので再インストールとなりました。面倒です。今回は2度再インストールするはめになりました。従って、再インストールメモを残せば、再インストールを機械的にできるんじゃないかと思い、作成しました。なお、Windowsのバックアップというソフトでレジストリごとバックアップしているのであれば、適当にOSを再インストール後。バックアップソフトでレストアすれば、復活することが分かっています。ただ、今回はリカバリーディスクからのフォーマット込みの再インストールのメモを残します。
マシンスペック
メーカーDELL
型番Demension 4100
メモリ512MB (256MB + 256MB)
ハードディスク120GB x 2 (IDE0に接続)
OSWindows2000 Professional日本語版
ビデオ32MB DDR NVIDIA GeForce2 GTS (AGP)
モニタTFT液晶 Sharp LL-T1610W
CD関連DVD-ROM (IDE1/Primary), DVD-RW/DVD-RAM (IDE1/Secondary)
拡張PCIボード
・Sound Blaster Live! (CD有)
・Canopus MTV3000W(CD有:ネットドライバを利用)
  *テレビを見ることができる。MPEG2ハードウェアエンコーダ付き。
・EZDV (CD有)
  *DVケーブルから直接データを入力できる。
・3COM EtherLink XL 10/100 (3C905B-TX)
  *標準ドライバで問題なし。
第1次作業 - OS起動まで -
「Windows2000 + SP1」再インストールCDをCDトレイに載せ、再起動します。BIOSはHDDよりもCDを優先にしておきましょう。BIOSなんて触るのいや!って方には、再インストールCDを入れた状態で、起動時にF12を何度か押しましょう。そうすると、Bootメニューが出てきます。これで、CD-ROMを選択すると、リカバリー画面が出てくることでしょう。Cドライブのフォーマット込みで導入します。なおデータはCドライブでないパーティションにおいとくこと必須です。また再導入に際して、必要なドライバは、CD−R化しておくなり、C以外のパーティションにおいとくことが最善の道でしょう。
第2次作業 - OS起動〜ネットワーク接続まで -
ネットワーク設定 Windows2000が標準サポートしているので、問題なし。再インストールということと、ルータの直下にいるわけなので特に設定の必要がない。よって、OS起動時点でインターネット接続できているはず。後はInternet Explorerを起動して、質問に答えるだけ。
電源設定 画面プロパティのスクリーンセーバの電源ボタンを押す。休止状態をサポートするにチェックをいれ、ハードディスクの電源を切るのを1時間に設定する。システム休止を3時間に設定する。
キーボード設定 デバイスマネージャのキーボードのドライバを更新。「既知のドライバ一覧から選択」を選択し、「すべて表示」を選択、標準キーボードから、「日本語PS/2キーボード(106/109 Ctrl+英数)」を選択。 要再起動
第3次作業 - ドライバ導入 -
ビデオドライバ デバイスマネージャーの「ビデオコントローラ(VGA互換)」のドライバ更新から「WindowsUpdate」を選択して導入。「32MB DDR NVIDIA GeForce2 GTS(Dell)」が導入される。再起動後、画面プロパティの設定から「True Color(32ビット) / 1280 x 1024ピクセル」を選択。モニタドライバも存在するが、プラグアンドプライモニタのままの方が綺麗に動作するようだ。(モニタドライバを適応するとリフレッシュレートが60ヘルツしかだせない。 要再起動
USB2.0ドライバ(Beffalo IFC-USB2P) デバイスマネージャーの「ユニバーサルシリアルバス(USB)コントローラ」のドライバ更新から「WindowsUpdate」を選択して導入。「NEC PCI to USB Enhanced Host Controller B0」ともう一つStandard Enhanced PCI to USB Host Controllerが発見されるが、前者を導入。
Windows2000 Service Pack 4 アーカイブしないを選択。私的には、アーカイブしても壊れる時にはアーカイブから復旧することはまずない。結局再インストールしかなくなるので、容量を無駄にしないためにアーカイブしないことにしている。ネットワークを利用しないインストーラーをダウンロードするほうがいいでしょう(132MBほど必要ですけど)。ネットワークを通じてのダウンロードの場合、ネットワーク途中で遮断されることがあり(容量大きいので)、その場合やり直しになってしまうから。ならば最初にくろうしてでもダウンロードしておくべきでしょう。 要再起動
Internet Explorer 6 SP1 最新アプリを動作させるためには必須。11.3MBほどなのでネットワークインストールで十分でしょう。ie6setup.exeだけダウンロードして、後はおまかせすればいいでしょう。MSNサイトでie6setup.exeと検索すればダウンロード場所が分かります。 要再起動
Windows Update 覚悟してください、沢山あります。まずはWindowsUpdate用ソフトの更新から入ります。それからカスタムで導入していきましょう。
・コンポーネント更新(要再起動)
・優先度の高い更新プログラム(すべて:要再起動)
・追加選択(ソフトウェア:.NET以外すべて:要再起動)
・追加選択(ハードウェア:導入せず)
得てしてハードウェアドライバを導入するとブルースクリーンが出たり、設定がおかしくなったりします。導入しないほうがよいでしょう。
要再起動
Creative Sound Blaster Live! 特になにをするわけでもなく、CDからインストールするだけ。なおサウンドコントローラがランチャーとしてついてくるので、標準のサウンドランチャーはコントロールパネルの「サウンドとマルチメディア」から「タスクバーにボリュームコントロールを表示する」のチェックを外しておけばいいでしょう。 要再起動
Canopus MTV3000W メーカーサイトに最新のものが置いてあるので、これをダウンロードしてインストールしたほうがいいでしょう。リモコン付き(CRM-1)なのでそのドライバも忘れずいれておくこと。「FREATURE-X」を導入しておけばいいでしょう。そのときにCRM-1も導入するチェックをいれることもお忘れなく。 要再起動
EZDV デバイスマネージャーの「マルチメディアコントローラ」のドライバを更新。CDに入っているDriverフォルダを選択すればいい。あとアプリのも導入しておくこと。 要再起動
第4次作業 - システム設定 -
自動時間合わせ設定 スタートのファイル名を指定して実行を選択肢、「cmd」と入れる。そして、「net time /setsntp:"NTPサーバ名"」を入れる。NTPサーバ名はプロバイダに問い合わせるべし。そして、コントロールパネルの管理ツールのサービスを起動し、「Windows Time」を開始し、「自動」設定に変更しておく。(ただし常時接続環境下のみ)
第5次作業 - アプリ導入 -
Deamon Tools + Deamon Ul リンクしたページに詳しくのっています。CD革命のようなソフトでそれなりに便利です。ただし圧縮できないので、大容量のハードディスクが必要でしょう。
Netscape8 + 非公式日本語パッチ Firefoxなんとなくしっくりきません。MozillaはNetscapeの互換性を重視していますので、それなりに使えていますがアイコンがいまいちです。やっぱりNetscape使ってみたいです。でも日本語化されてないといやです。さらにNetscape7ではなく最新の8を使いたい物です。などのわがままを満たすことができることに気が付きました。コアシステムはFirefoxということですが、Netscapeのアイコンはやっぱりいいですねぇ。タブブラウザ推奨委員会サイトを見ると、あらためてブラウザって多いなぁと思いました。
Irfanview + PlugIns PlugInsにリンクを貼ったのが本家です。本家が日本語をサポートしましたので、本家から本体をダウンロードしてもいいんです。プラグインはいれておいたほうがいいでしょう。特にPCDを扱う場合には。このソフトはTWAINドライバに対応しているので、大抵のスキャナからデータを読み取ることができます。Photoshop形式すら読み込むことができます。画面キャプチャにも対応しています。サムネイル表示もできます。フリーソフトです。すごすぎます。