☆ 準備
ftp://ftp.jp.kernel.org/pub/linux/kernel/v2.2/
   linux-2.2.18.tar.gz
http://www.ibiblio.org/pub/Linux/kernel/pcmcia/
   pcmcia-cs-3.1.24.tar.gz
http://www.linet.gr.jp/~manabe/PPxP/
   userlink-0.99c.tar.gz

以上のソフトを、/usr/src/ に置くと仮定します。

☆ インストール
 極力必要ないものをインストールしないためカスタムインストールする。
  Xemacsはインストールせず、emacsのみを使用することにする。
 メールとニュースには、Mewを使用することにする。

☆ カーネルの再構築
 初期段階では、linux-2.2.17が入っているが、これを消してlinux-2.2.18を導入することにした。
 kernel-pcmcia-cs-2.2.17-0vl10
 kernel-source-2.2.17-0vl10
 は容量の無駄なので、消すことにした。
 rpm -e kernel-pcmcia-cs-2.2.17-0vl10
 rpm -e kernel-source-2.2.17-0vl10

 それから、
 # cd /usr/src/
 # rm linux
 # tar -xzvf linux-2.2.18.tar.gz
 # mv linux linux-2.2.18
 # ln -s linux-2.2.18 linux
 # cd linux
 # make menuconfig (これで導入すべきカーネルを選択) .configファイルに書き込まれる。なお、私が設定している.configファイルを載せておく。(ここから入手し、/usr/src/linux/.config として使用すればよい)
 # make dep clean bzImage modules modules_install
 # installkernel 2.2.18 arch/i386/boot/bzImage System.map
 # mv /boot/initrd.img /boot/initrd.org
 # mkinitrd /boot/initrd.img 2.2.18

で構築し終わりなので、後はこれを有効にしようできるように
/etc/lilo.confのように追加設定する。
image=/boot/vmlinuz-2.2.18
label=new
read-only
root=/dev/hda6
initrd=/boot/initrd.img
append="ide2=0x180,0x386 apm=power-off"
を追加し、

default = new として置けばよい。

ここでのappendは、PCGA-CD51を使用できるようにし、poweroffにて
自動電源OFFを使うことができるようにするオプションである。

☆ PCMCIAの再構築
 カーネルの再構築を、同じくしてPCMCIAも再構築する必要があります。

 # cd /usr/src/
 # tar -xzvf pcmcia-cs-3.1.24.tar.gz
 # cd pcmcia-cs-3.1.24
 # make config
で、カーネルソースはどれを使うの? という問いに対しては、
/usr/src/linuxを使うの「2」を選択してください。
それ以外は、デフォルトでOKです。
 # make all
 # make install

☆ PPXPが使用しているuserlink.oモジュールの再コンパイル
 # cd /usr/src
 # tar -xzvf userlink-0.99c.tar.gz
 # cd userlink-0.99c
 # ./configure
 # make
 # make install
でOKです。

☆ Xの設定
 /etc/XF86Configを参考にすればよい。
 一応これをダウンロードし適応し、

 USB関係をモジュール化していれば、
 # modprobe usb-uhci
 # modprobe mousedev
 # insmod hid
としてUSBコントローラをロードしなければなりません。
まぁ上記のようにカーネル再構築すれば自動ロードしてくれるのでその場合は必要ありません。

(以下はUSBマウスを使用するためのデバイス構築です)
 # mkdir /dev/usb
 # cd /dev/usb
 # mknod mouse0 c 13 32
 # mknod mouse1 c 13 33
 # mknod mice c 13 63

とすれば使用できるようになります。

☆ インストール後の設定