MacOS 10.6 (Snow Leopard)のためのX11の利用

木谷 公哉(KITANI Kimiya)

最初に
GIMPのネイティブ対応版が出るなど、X11の利用頻度は減ってきてはいますが、しかし必要です。まず、UTF-8に対応するための設定が必須で、これにはまってGIMP for X11(公式版)が動作しなかったりしました。今回からは、64bitカーネルで起動したSnow Leopardでの動作検証になります。
設定
  • ユーザのホームディレクトリに「.Xresources」を作成し、「UXTerm*utf8SelectTypes:u」を入れる(これないと、UTF-8が使えず、GIMPが動作しません)。
  • X11の環境設定のペーストボードで
    • 同期を有効にする
    • CLIPBOARDが変更されたときにペーストボードをアップデート
    • ペーストボードが変更されたときにCLIPBOARDをアップデート

    これで、X11アプリとのコピー&ペーストができるので、とりあえず日本語などはテキストエディタで作成したものをGIMPにペーストできるようになります。