Mac OS X(10.1)でSAMBA!!
By Kitani.
既存ユーザに管理者権限を持たせる。
システム環境設定からユーザを選択し、現在利用しているユーザに対して管理者権限を与えるチェックを入れます。
root権限を有効にする。
Utility内のNetInfoを起動。
「ドメイン」メニューから「セキュリティ」を選び、そのなかの「認証」を選択します。
管理者権限を持ったユーザ名とパスワードを入れます。
すると、「ドメイン」メニュー→「セキュリティ」から「ルートユーザを有効」というのが選択できますので、選択してください。ついでにルートパスワードの変更でパスワード設定をしておいてください。
sambaをインストールする。
http://www.samba.gr.jp/ からソースとってきてコンパイルする場合
./configure --host=freebsd --samba-wrapper --with-i18n-swat --with-netatalk
とりあえずホストをFreebsdなどと誤魔化す必要があります。でないとホストのタイプが分からないということで、エラーがでます。
make
su コマンドでルートになって、
make install
SambaXをインストールする場合
ダウンロードするだけなので説明なし。
sambaサービスを登録する。
su (これ以降の設定は全部rootで行ってください)
/usr/bin/uiutil -create . /services/swat
/usr/bin/uiutil -createpop . /services/swat port 901
/usr/bin/uiutil -createpop . /services/swat protocol tcp
とタイプする。
常時起動させる場合
/etc/rc のStart System Services以下に(別にどこでもいいが)
if [ -f /usr/local/samba/bin/nmbd ]; then
/usr/local/samba/bin/nmbd -D
fi
if [ -f /usr/local/samba/bin/smbd ]; then
/usr/local/samba/bin/smbd -D
fi
を加えておけばいいでしょう。
アクセスされた時にのみ起動させる場合
/etc/inetd.confに対して
netbios-ssn stream tcp nowait root /usr/local/samba/bin/smbd smbd
netbios-ns dgram udp wait root /usr/local/samba/bin/nmbd
nmbd
を加え、
再起動するか、「ps auxw | grep inetd」 の結果、のうち
root ??? ?.? ?.? ........ inetd
を見つけ、
kill -1 ???(数字)
というのを実行する。
sambaの設定をする。(SAMBAのインストールが、/usr/local/sambaだと仮定する)
Swatを動作させる。
/etc/inetd.confに以下を加え、再起動するか、inetdをkill -1する。
swat stream tcp nowait.400 root /usr/libexec/tcpd /usr/local/samba/bin/swat
/etc/hosts.denyを作成し、以下を追加する。 viがいやならngかemacsをインストールする。
ALL.: ALL EXCEPT 127.0.0.0/255.0.0.0
/etc/hosts.allowを作成し、以下を追加する。
ALL: 127.0.0.0/255.0.0.0
swat: LAN内のIPアドレス群。 プライベートIPならば192.168.0.0/255.255.0.0
で十分だと思う。
システム環境設定の共有から、Web共有を開始する。
http://localhost:901/ にブラウザからアクセスする(プロキシ設定をしているならば外しておく)
パスワードファイルの作成
mkdir /usr/local/samba/private
touch /usr/local/samba/private/smbpasswd
chmod 700 /usr/local/samba/private
chmod 600 /usr/local/samba/private/smbpasswd
ユーザの追加
SWATの場合には簡単なので省略。
手動の場合には、
/usr/local/samba/bin/smbpasswd -a ユーザ名
でパスワード等を指定して、
/usr/local/samba/bin/smbpasswd -e ユーザ名
でそのユーザを有効にすると利用できます。
設定の注意点
encoding typeは「utf8-mac」にすること。「hex」でもいけるがWindowsで作成したファイルの名前が日本語だった場合に読めなかったりするために、utfとして読む方がよい。
但しsamba-2.0.10-ja-1.2でしか動作確認していない(たしかこのバージョンからutfが利用できるようになったような、、、、)
ワークグループは統一する。
動作確認をする。