Darwin QuickTime Streaming Server 初期設定


  1. http://localhost:1220/(localhost = 127.0.0.1:これはネットワークの世界で決められていること) にアクセスしましょう。すると下図のようなユーザとパスワード作成画面になるはず。ここで管理用のユーザとパスワードを設置しよう。特に制限はないがセキュリティの面を考慮するとそれなりに難しいパスワードにしておきましょう。
  2. 次の画面では,MP3(MPEG-1 Layer III: MPEG-1の音声に特化した圧縮形式の1つ)配信用のパスワードを聞いてきます。これも設定しましょう。
  3. 次に管理画面のセキュリティに関して聞いてきます。ローカルで使うならともかく,ネットワーク越しに管理画面を使うのであれば,そのパスワードはパケットモニタリングという原始的な手法によって簡単に盗聴されます。従って通信を暗号化したほうがいいということです。その設定はまた別の知識がいりますし,今回の趣旨はセキュリティ重視するよりもとりあえず使えるようにすることですから,無視して次に進みましょう。
  4. ここは重要です。配信する映像の保管場所(リアルタイムの場合には一時保管場所)です。大容量が必要になりますので,確保できる領域にしましょう。下図はデフォルトの指定です。シンボリックリンクが理解できるのであれば,ここでの設定はデフォルトにしておいたほうが面倒でないかもしれません。映像配信には最低10GB以上必要でしょう。上限はありません。あればあるほどいいです。
  5. 管理画面のアクセスポートは通常1022/tcpですが,これを80/tcpに変更するにはここのチェックを入れます。が,そうするとWebサーバとバッティングするため,おすすめしません。初心者はやめておいたほうがいいでしょう。
  6. すべて設定すれば下図のよう設定画面になり,動作していることがわかりますね!!次は実際の映像配信へといきましょう!