メダカ育成日記

木谷 公哉(KITANI Kimiya)
kitani@bakkers.gr.jp

はじめに

3匹のメダカをもらったことがキッカケで育て始めました。残念ながらそれがいつからかは不明です。2006/02/19にメダカに餌をやったという記録があり、2008/09/15に金魚すくいで4匹の金魚をとってかえって育てたと記録にのこっていました。

ということで、5年ぐらいはメダカを育てているかなという感じです。少なくても一番古株のメダカさんは4才にはなってますね。これが7匹ほどいます。2才が7匹ほどいて、合計14匹ぐらいで産卵してますね。

ある程度大きくなると冬は越せるようです。そうですね、1cmぐらいなら大丈夫のよう。こちらでは冬は-5度とかになって凍ってしまいますけど、メダカさん頑張っています。メダカはそれほど苦労せずに育てられると思います。水質だけ気にかけておけばいいかなぁという感じです。

2009/06/28 かなり大きくなった金魚 2009/06/28 睡蓮鉢=金魚+大人のメダカ、バケツ=稚魚に分けて飼育 残念ながら金魚については2009/08/14に最後の一匹が☆となりました。これは酸欠でした。これがショックで、それ以後本格的にメダカを育成するようになります。2009/0615に睡蓮鉢を購入し、バケツ生活から開放です。2009/07/18にそこが深い瓶を1つもらって、現在この2つメインになっています。

2003/06/03 義実家のメダカ 金魚はやはり酸欠を防ぐためにポンプで酸素をおくってやらないといけないみたいですね。メダカは適度な水換えで十分。しかも屋外なら1,2ヶ月に1度で十分なので非常に育てやすいと思います。2010年には子どもがいく小学校に50匹ほどの稚魚を分けました。いろいろな人達にわけて合計500匹ぐらいは生まれたように思います。

育てる方針
  • 屋外で育てます
  • 冬以外は2,3ヶ月に1度は水質リセットします
  • リセットは、バケツにいれた水(水草や水質安定する砂利とかいれておく)を2,3日放置して水質を安定(カルキ抜き)させます。そこにメダカを一時避難させて、その間に水を全部抜いて掃除をします。掃除した後はそのまま1,2日日干ししてから水を入れ、2,3日放置してから、メダカを戻します。
  • 常に1つのバケツに水質が安定した水をいれておきます。単に水をいれてから2,3日以上放置した状態のものをおいておくわけです。夏場はとくに水が蒸発していくので水を足すのにつかいます
  • 餌は、平日は出勤前の1回のみ、休日は朝と2時〜3時ごろの2回にしています。秋から冬、冬から春の季節は、動きが鈍い間は1回のみにするなど調整します。冬動かなくなったら餌は不要です
  • 餌は、稚魚用、大人用に分けます。稚魚用は「メダカの赤ちゃん用」、大人は「乾燥イトミミズ」と「フレークタイプ」の二つを使っています。フレークタイプはそれほど大きくないものを選択。いずれにしてもちゃんと口に入るものを選択します。
  • 麦飯石溶液は2010年度は使ってました。効果は不明ですが沈殿するので水質リセットは必須です。
  • 大きめの石(そこらへんの)と麦飯砂利2パックぐらい使っています。フンなどが砂利の中にはいるので水を足したときにフンなどが水中に拡散するのがましになるかなぁと思ったりします
メダカについて
カテゴリー内容写真
よーく目を凝らすと卵がみえてくるはず。ただしゼラチンふうの卵は貝のものなので違います。また白くなってしまったものは死んでいるので取り除きましょう。右の写真がサカマキガイの卵です。 2009/08/19 メダカの卵 2009/09/13 サカマキガイの卵
右の写真は、死んだ卵と受精した卵の区別などを写真で説明してます。死んだ卵は、白くてさらに外側が透明というかぼやっとしています。受精した卵は白いんですけど、輪郭がしっかりしています。 メダカと卵の説明
利用したツール
  • 麦飯砂利
    フンを砂利の下に貯めて水を足したときにフンが飛び散らないようにするとか、水質安定のために購入。2011年度の試みで、これは結構いい感じかなと思います。
  • ソネケミファ・麦飯石濃縮液・2リットル
    冬場、水温が低下してメダカの動きが鈍くなったら水質リセットは難しくなります。そのときに、水質を安定させるために入れました。といっても2010年度のみで、どこまで効果があったかは不明です
2011年度

今年は5年生の理科実験にと小学校に400匹ほど寄付しました。今年はかなりメダカが孵化しましたね。2012年3月現在、15匹ほどが冬を越せそうな感じです。途中2匹ほど☆になってしまいましたが、自然の摂理ですのでこれはしかたありません。数年生きているメダカが7匹ほど、今年は8匹ほど生き残ったという感じです。

2011年5月現在、メダカが産卵するようになったので、ホテイアオイをかいました。ホテイアオイについた卵をGWからせっせとバケツに移し変えています。ホテイアオイについた卵はとりにくいので、やはり水草が一番いいですね。

ホテイアオイは今年はじめてです。例年水草をいれては藻でドロドロになってしまう。ドロドロになったものは稚魚の方にしばらくいれて使うということを繰り返していました。ホテイアオイはいろいろ情報を調べると、増えすぎないように調整が必要とのこと。毎年バケツ4つぐらいつかって稚魚を育てているのと、増え過ぎたら実家にあげようかなと思っています。さらに増えたら、次年度のために1つのバケツで育てとこうかなぁとか思っています。

さらに「メダカが喜ぶ草」ってのを買ってみました。綺麗な白い花も咲きますし、結構良い感じです。5月から6月中旬にかけて300〜400匹ほど卵を産んだので、小学校に2度に分けて貰われていきました。理科で使う(生物観察)ということでした。6月下旬から卵を産まなくなったなぁと思っていたら、7月始めに産んだ卵が大人のメダカに食べられているのを発見。エサを多めにあげるようにしました。

1匹大人のメダカの顔のよこが膨らんでいて、結局このメダカは☆になってしまいました。ウェブ情報によるとガンだとか? それを機会に睡蓮鉢を掃除してみると大人のメダカは10匹になっていました。少し減ってますね・・・。

2010年度
[学校にメダカ稚魚をもっていく]

子どもが学校でメダカの稚魚が大量にいる話を先生にしたのがキッカケで、学校の生活でメダカの観察をしたいということで小学校にメダカの稚魚を持って行きました。その時に作った説明書が、「メダカについて-20100913.pdf」です。


[日常]

これ餌やりすぎなんですよね。右の写真は稚魚が2匹います

2010/06/06 餌のやり過ぎ 2010/06/06 稚魚
2009年度
[☆になる前の金魚]

2009/08/03 金魚とメダカ 反省も込めて載せておきます。このころは水草をたくさん入れると酸素も豊富なんでOK。口をパクパクさせたら餌をほしがっているのかなと思っていました。しかし実際は酸欠だったんです。そうそう、メダカときんぎょの大きさはこの写真をみてもらえればわかると思います。
やはり金魚には、酸素ブクブクを取り付けてあげないとダメでしょうねぇ。


[サカマキガイについて]

サカマキガイは、餌の残りや藻、メダカなど魚の死骸を食べてくれます。お掃除屋さんという感じではありますが、フンをするので増えるすぎると水質が悪くなります。そして夏場に爆発的に増えるので、特に夏場のリセットはしたほうがいいと思います。
2009/07/19 サカマキガイの卵 2009/07/19 サカマキガイ 2009/07/19 メダカたち


[日常]

夏は結構暑かったので日傘で影を作ったりしていました。冬はかなり寒くて、水が凍る日々が続きましたが、メダカさん生きてました。
2009/09/05 メダカと日傘 2009/12/17 凍っても大丈夫 2009/12/18 スコップでガツンとしてもなかなか割れないほど凍りました